2022/05/01
人が大勢集まる所を避けるのは、もう必須だと認識されている方も多いはず。
今年のGWは出かける人も多い反面、怖いから自宅で過ごす方も多いと思います。
でも極端に家から一歩もでない!というのは、過ごし方によっては気を付けなければいけません。
というのが、人間は1日筋肉を使わないと1%の筋肉が落ちると言われています。
これは高齢者の人に限らずの話で、 実際にデンマークの研究で、20代と60代のモニター数十名で足を固定した状態で2週間いてもらい、どこまで筋肉の数値が変わるかを実験されたそうです。
結果として、筋肉は20代で28%、60代で23%低下することが明らかになった。
筋肉量は20代で485g減少し、60代で250g減少したそうです。
1%と言われていたのが、それ以上落ちていたのもびっくりです。
これの怖い所が、元の状態に戻すのには、筋力トレーニングを3倍以上の時間が必要という結果報告なのです。
つまり、2週間で落ちた分を3倍の6週間頑張って筋トレして、やっと元に戻せるという事です。
これがよく医師がご高齢の患者さんに「絶対こけないで!(骨折しないで)」と伝える理由なのです。
入院期間分のトレーニングの3倍の期間トレーニングは、その方の年齢や状態によっては無理な場合もあります。
と、前置きが長くなりましたが、自宅からあまり出たくないという人でも、自宅でできる簡単な筋トレでかまいませんので、なるべく1日何もしないという状態は避けて下さい。
どこを筋トレするの?と困った方は下半身(足腰)の筋肉を鍛えてあげて下さい。
人体の筋肉の70%は下半身にあります。