2021/08/05
腕のダルさを甘く見ない事も大切です
肩こり・首こりでお悩みの方なら1度は腕がダルイと感じた事はありませんか??
この腕のダルさが出るサインは実は多岐に存在します。
当店の様なお店で対応できるものから、中には病院で受診が必要なケースもあります。
当店で対応できるのがいわゆる「筋肉疲労」からくる腕の疲れです。
最近ではパソコン作業や特にスマホの普及により腕のダルさを訴えるお客様も増えています。
怖いケースが神経の圧迫から起きるダルさです。
腕の神経が圧迫されると、腕のだるさ、しびれ、痛みなどが出る場合があります。
腕のだるさが出やすい病気としては、よく聞くのが胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
簡単に説明すると、鎖骨付近にある胸郭を通る神経や血管が圧迫されることで、痺れ・ダルさが出る場合があります。
この胸郭出口症候群は、筋力が少ない女性に発症しやすい病気といわれており、筋力強化で改善する場合も多いです。
ただし、外から見ただけでは胸郭出口症候群を判断することは難しいので、一度病院に受診して、胸郭出口症候群と診断されてから、筋トレを始めると良いでしょう。
改善にマッサージもひとつの方法ですが、圧迫している箇所を治療するという意味ではリハビリ等の方が適しているかと思われます。
次のケースが筋肉疲労に近いですが、姿勢の悪さから起きるケースです。
猫背、巻き肩(肩が内側に巻き込んでいる状態)の人も腕のダルさを感じやすくなります。
つまり、背骨の間にある椎間板が神経を圧迫していたり、肩甲骨周りの筋肉の凝りが神経を圧迫している場合もあります。
この場合は姿勢を治す事、肩甲骨周りの筋肉をほぐす事で症状も軽減する事があります。 と言っても、一度ついた姿勢の癖を治すのは簡単ではありません。
適度な運動や毎日のストレッチがとても重要になってきます。
血管が原因になっていることも・・・!?
最後は少し怖い内容になりますが、あまり深く考えずそういうケースもあるなら注意しないとな~くらいにお読み下さい・・・。
腕のだるさは、神経の圧迫が原因になっていることが多いですが、血管が腕のだるさの原因になることもあるそうです。
動脈硬化などが原因で腕の血液循環が悪くなると、血液が足りないので、腕のしびれ、だるさ、冷えなどを感じるという訳です。
また、脳梗塞のサインとして腕がだるくなることがあり、脳の血管が詰まることによって、腕のだるさを感じたり、腕が動かせなったりすることあります。