2021/04/30
近年増加中のストレス性腰痛について
今日は腰痛の痛みとストレスの関係性について。
実は原因のハッキリしない慢性腰痛で悩んでいる人は8割近くになると言われています。
また、その多くの痛みがストレスと関係しているかもしれないのです。
「ストレス」と「腰痛」は非常に関連深いものなのです。
実はこれ、随分前から研究はされていたそうですが、なかなかその理由までが解明されていませんでした。
それが現在わかってきたのが、脳の一部の機能が強いストレスを感じると低下しているというのが判明しました。
つまり、通常は脳が痛みを感じて、それを抑える命令が出るので我々は自然と大きな痛みを抑制する事が出来ていました。
これが、慢性的なストレスを受けると、その働きが低下し、痛みを抑える信号が行きにくくなる為、痛みを強く感じているとの事です。
ストレスが痛みを引き起こしているのでなく、ストレスが小さい痛みを強く感じさせてしまっているという事です。
もしあなたの腰痛の痛みがストレスから起きているのであれば、まずケアの一歩としてそのストレスを緩和させていく事が必須となってきます。
もちろんストレス解消には色んな方法がありますので、整体・マッサージ・エステに通うのも効果的ですし、趣味があればそれに没頭するのも良いです。
趣味がないという人でも自分の好きな食べ物、音楽を聞く、アロマやお香などで脳をリラックス状態にしてあげる時間を増やすのも効果的です。
中にはペットを飼ってから腰痛の痛みが軽減したという例もあるそうです。 他にもやはり適度な運動も非常に効果的ですので、腰が痛くならない程度に軽い運動を取り入れてみて下さい。
今回はストレスが原因の腰痛を取り上げましたが、当然強い痺れを伴う腰痛などはまず病院でしっかり診断される事が大切です。