2021/01/23
その痛み、本当に肩の関節炎からの痛みかどうかを知る事が大切
実際に問診や視診、触診だけでは確実な状態を見極められないのが現状です。
当店のお客様でも過去に違う病院では五十肩って言われてからずっと接骨院に通われていたそうです。
そこでもずっと五十肩に対する治療やリハビリを受けていたけど一向に回復する気配がない為に、違う病院を受診したそうです。
で、これまでのいきさつを説明したところ、MRIで詳しく調べましょうという話になり、結果としては肩腱板損傷と診断をされたそうです。
丁寧な医師であれば、レントゲンや内容によってはMRIといった詳しい診察をされますが、中にはざっくり症状聞いて、四十、五十肩だからしばらく様子を見てください。というケースも少なくないそうです。
私共は診断行為はできないので、あくまでも目安でしかお伝えできないのですが、
この2つの見極め方の一つとして
肩腱板損傷は「力が入りにくくなる」
四十肩や五十肩は「関節の動きが硬くなる」
こういう目線でチェックすることもできます。
ただ上記の方法は、あくまでも参考材料の一つです。 それくらい、「四十肩・五十肩」「腱板損傷」というのは症状の出方が似ているのです。
私共がケアできるのは筋肉が要因の一つとなっている「四十肩・五十肩」へのアプローチです。
ざっくりですが、肩の関節を緩めるポイントがありますので、そこを緩めていく事で痛みが軽減していくのであれば、個人差はあっても回復を早める事ができると思っています。
「腱板損傷」においては、まずは医師の診断をしっかり受ける事から始まりますので、医師から腱板損傷ではなく、四十、五十肩と診断を受けたのであれば、我々もその回復までのお手伝いができると思っています。
大胸筋・小胸筋
大円筋・小円筋
棘下筋
三角筋
腕の筋肉
まだまだありますが、大きく目安として上記の筋肉をほぐしていきます。
症状の強さによっても変化の違いは大きいですが、大半の方が上記の筋肉を緩めるだけで、肩の挙げやすさは大きく変化すると思います。
早期回復に大切なのが、リハビリもそうですが、誰か任せにしない事です。
無理をするって意味ではなく、ご自宅でも自分のできる範囲(痛くない範囲)で十分ですので、マッサージしたり、伸ばしたりケアを行っていく事で更にその回復のスピードは早くなると思います。
1番オススメできないのが、ほっておいたら治るだろうと放置する事です。