2020/05/28
さて、「〇〇するお店」の〇〇ですが、これは民間療法を使うお店に限ります。 整体・カイロ・エステ・リラクゼーション等が当てはまりやすいですかね。
このご時世、民間の資格すら取得していない、研修と経験だけの施術家も大勢いる時代なので、もうどこが良いのか区別も大変です。
さて、話は戻りまして、この〇〇に入る言葉は「治療」「診断」するお店です!
我々の様な民間の資格保持者は原則、上記の様な行為は禁止です。
国家資格の方々からすれば、我々もまだまだ突っ込みたい箇所が多いカテゴリーですが、最近それもお構いなしで行っている施術家さんがかなり増えてきている気がします。
ホームページやフェイスブックに堂々と「治す」という言葉を使っている施術家さんも大勢います。
私自身も実際に施術を受けに言っても、「これは〇〇(症状の診断)ですね~」「〇回くらい通ってもらったら治りますよ」と平気で伝えてくる人もいます。
これは本当に危険だと思っています。 そういう施術家さん程、すべての原因を身体の歪みや凝りに関連付ける傾向にあります。
もちろん治す自信があるから言っているのだと思いますが、絶対ではない以上やはりそこはしっかり線引きするべきラインだと思っています。
実際に当店のご新規様でも会話をしていく中で、
「〇〇って言われました(症状名)」
「あっ!先に病院行かれてたんですね!」
「病院には行ってないけど、〇〇でそう言われたんです」
というケースはかなり多いです。
お客様に何か伝えたい時はオブラートにお伝えするのが大切だと思っています。
一気に話がズレますが、「言霊」という言葉がある様に、言葉にはとても凄い力があります。
お客様の中にはこういう仕事している人間に言われたなら、きっとそうなんだと思い込んでしまわれる場合もありますし、「治る!」って言われたら通ったらこの不調が治るんだと思い込みます。
私は最初に来られた不調箇所を聞いて、施術を行いますがその時は自分の持つ技術のベストだと思う方法で施術を行います。
なので、お客様にも今日の施術で効果なければ、1度しっかり診断を受けて下さいとお伝えします。
これはお客様の為でもありまし、私がしばらく通って下さいと伝える時は1回目である程度改善の見込みが見えた時以外はほぼ言いません。
皆さんもお店選びで凄い事を沢山書いてあるお店はどうしても良く見えてしまいがちですが、やはり1回であまり効果が実感できないお店や、医師並みに診断をされるお店に行くときは少し慎重になってみて下さいね。