2021/04/21
利き腕だから凝る、よく使うから凝るだけではありません
よく整体・マッサージ等に行かれる方ならこんな経験ありませんか?
自分は右利きなのに、施術者から反対の左がよく凝っていると言われた・・・。 (言われてみれば、左が凝っている感じがする・・・。)
「普段よく使う利き腕の方が凝りやすいと思っていたが、なぜ反対側が凝った感じがするのだろうか・・・?」
こんな疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか?
実はこれも整体の視点から考えた時にいくつかの説が立てられるのです。
私が考える原因は人間は利き腕とは逆に重心を取ろうとします。
右利きなら左足重心という感じです。 全員がそうではないですが、だいたい7~8割の人がこの法則に当てはまります。
利き腕で作業を行う際に必ず反対側も固定(軸を作る)しようとします。
分かりやすい例えなら、右利きの人ならペンで何か文字を書く時に左手は浮かしておくか、ダラン伸ばして書いてみて下さい。
なんとな~~く書きにくい、気持ち悪い感覚が起きませんか?
これが人間が無意識に作っているバランスなんです。
利き腕の筋肉だけを使っている様で反対の筋肉も使っているんですね。
といっても、これに関しては左・右の肩が凝るのは内臓が原因していると考える人、反対が凝るのはそれだけ筋肉を動かしていないからと考える人、 等など、実は色んな見解があるのです。
今回は私の思う理論で説明しましたが、他にも要因はたくさんあるのです。