2021/02/05
アキレス腱の硬さから見るリスク
皆さん知っているようで、あまり気にされていない方が多い箇所に足首の硬さ(アキレス腱の硬さ)があります。
アキレス腱はふくらはぎにある腓腹筋・ヒラメ筋が合わさって腱となり、踵の骨に付着します。
つまりアキレス腱が硬いという事は必然的にふくらはぎの筋肉も硬いと判断できます。
またふくらはぎの筋肉が硬いとなれば、それに連動していく筋肉も硬くなってしまいます。
昔から使われている「ヤンキー座り」「う〇こ座り」というしゃがみ方ですが、これができないというのはほぼアキレス腱の問題が大きいです。
※ 骨盤の歪みや、骨格の状態でもできないという可能性はありますが、今回はアキレス腱の硬さで説明します。
よくあるパターンが途中で後ろにゴロンと転がってしまうパターン。
アキレス腱に柔軟性があれば、腱の伸び縮みでバランスをしっかりサポートしてくれるので、倒れるという事は起きにくいはずです。
また足の冷えでお悩みの方も同様にアキレス腱の硬さがある人が多いです。
硬いという事は血流の流れに悪い状態ですので、末端が冷えるのもうなずけます。
また先ほど上記でも挙げたようにアキレス腱の柔軟性がバランスを保つというように、足を捻挫した際もただの捻挫ですむ人もいれば、そのまま靭帯を伸ばす事になったり、場合によっては靭帯の損傷にまで繋がるリスクも高くなります。
こんな風に、アキレス腱に限らず人間は身体が硬くて得な事はほぼありません。
そんな足首の硬さの解消にもたくさん種類はありますが、どの体操でもかまいません。 自分のやりやすいのを見つけれたらあとはそれをしっかり継続させれるかが重要です。
どんな素晴らしいストレッチ方法があっても継続できないものでは意味がありません。
苦手な方は寝る前に足首をグルグル回すだけでもいいので、継続という事から是非実践してみてください!